EISUが掲げる「秋田の教育をもっとよくしよう」という教育理念、これを実現するために邁進している会社です。私たちは2020年に会社の理念を刷新しました。これまでの理念が時代にも社員にも即していないと感じ、社員みんなの意見を拾い上げた新たな理念を策定することにしたのです。この理念には社員の思いが詰まっていますので、理念の下でみんなが同じ方向を見て進んでいる、というのが企業としての強みだと思っています。

私たちの根幹には「自分を超える人間を育てる」という考えがあって、これこそがEISUで働く大きな魅力です。自分を超えるというのは、勉強だけにとどまったことではありません。EISUでは、小中高一貫指導を推奨していて、生徒たちは受験が終わった翌日から新たな学習を始めます。勉強の節目をつくらずに継続することが目的なのですが、「物事を継続する」「目標に向けて計画を立てる」ということを実践し、どれだけそれを生徒自身が自分に浸透させていくかで、人間としての成長にもつながっていくと思っております。受験はゴールではなく、あくまで通過点です。「受験」という人生の通過点の一端をお手伝いする中で、人間としても学力面でも、生徒たちが成長するきっかけに携われるというのは、ものすごく魅力的な仕事だと思います。

まずは、生徒に寄り添える人です。生徒と先生の関係を「上下」で考えるのではなく、生徒と対等の関係を築きながら、生徒と一緒に目標に向かって頑張っていける人です。生徒に「教えてあげている」という考えを持っているようでは、どこかで惰性が生じてしまい、人間としての成長が止まっていくと思います。なので、働きながらもなお、自身も学びを止めないという姿勢が求められます。あとは、自分の伝えたいことをちゃんと言語化できる人です。これはとっても難しいことですが、いろいろな人とたくさん話す中で、自分の言葉をどうやって伝えたらいいのかを考えることが重要です。学生のうちからいろいろな人とたくさん話すことは、非常にいい経験になると思います。

「秋田の教育をもっとよくしよう」という理念に沿って、秋田県内で今後も長く活動し続けることです。そのためには、時代とともに大きく変化する教育分野において、変化に対するニーズを把握しながら、EISUの在り方もそれに準じて変えていかなければなりません。また、勉強を教えるだけではなく、「生徒一人ひとりの違った能力を引き出す塾」という位置づけは絶対必要な要素ですので、そこは変わらず目指していきたいです。

少子社会の現代において、個々に求められる能力はどんどん高くなっていくんじゃないかと考えてます。例えば、それはICT分野の知識だったり、コミュニケーション能力だったりと人それぞれだと思いますが、自分の能力や個性をどこでどのように発揮するか、自身で追求していく作業はとても重要です。それは私たちの業界に限ったことではありません。自分はどの能力を高めなければならないか、それを見極めながら自分のキャリアデザインを描いてほしいです。